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『哀愁』の感想と紹介

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哀愁 [DVD] FRT-010

監督:マーヴィン・ルロイ
脚本:S・N・バーマン、ハンス・ラモー、ジョージ・フローシェル
原作:ロバート・E・シャーウッド
出演者:ヴィヴィアン・リー、ロバート・テイラー
配給:メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
公開:1940年

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ネタバレなし

簡単なあらすじ

1939年、ロイ・クローニン大佐はウォータールー橋で物思いにふける。婚約を誓いあった恋人であるマイラ・レスターを思い出していたのだ。ロイの回想は二人が出会った時代である、第一次大戦中にまで遡るのだった…。

今回はマーヴィン・ルロイ監督の『哀愁』を紹介します。『哀愁』はロバート・E・シャーウッドが書いた物語が原作であり、この映画を見ないで恋愛映画を語ることはできない、と言われているほどの名作です。

美しくも悲しい物語が特徴であり、ロマンチックなシーンを随所で見ることができます。そして、この映画では、有名な『蛍の光』という曲が使われています。店の閉店間際によく流されている曲ですので、知っている人は多いのではないでしょうか。

『蛍の光』は『オールド・ラング・サイン』というスコットランド民謡を三拍子にアレンジしたものです。この三拍子バージョンの『オールド・ラング・サイン』が初めて使用されたのが『哀愁』であり、この曲に合わせてロイとマイラが踊っているシーンは印象的でした。

ちなみに、岸惠子が主演の「君の名は」のモデルになった作品ですが、新海誠監督の『君の名は。』とは無関係です。

キャスト

美談美女である二人の主演を紹介します。

まずは、マイラ・レスター役のヴィヴィアン・リー。彼女は『風と共に去りぬ』でアカデミー主演女優賞を受賞しています。非常にきれいな方ですね。最近のハリウッド女優より、昔の女優の方がきれいだと思うのですが、カメラと照明のせいだけではないでしょう。生まれ持っての美しさだけではなく、演技力も高かったので、誰もが認める名女優でした。しかし、慢性結核が原因で1967年に53歳という若さで亡くなっています。

続いて、ロイ・クローニン役のロバート・テイラー。彼もまた、美しい顔立ちの人物です。『哀愁』に出演したことにより、ハリウッドに確固たる地位を築きます。当時、ハリウッドで多くの映画関係者を巻き込んだ赤狩りの被害者でもあり、ヴィヴィアン・リーと同じく、肺の病気で亡くなっています。

『哀愁』というタイトル

『哀愁』というタイトルは邦題であり、原題は『Waterloo Bridge』(ウォータールー橋)です。このタイトルの変更は素晴らしいと思います。この映画の物語において、ウォータールー橋は重要な場所ではあるのですが、観終わったあとに感じることは、まさに『哀愁』なのです。

哀愁とは、寂しくもの悲しい気持ちのことであり、冒頭のウォータールー橋で、ロイが感じていたことではないでしょうか。ロイだけではなく、マイラの決断も寂しく悲しいものでした。視聴者だけではなく、作中の人物が感じていることを一言でまとめた『哀愁』というタイトルに感動すら覚えます

『哀愁』は数少ない、タイトル変更の成功例です。最近の邦題では、センスのないサブタイトルが付いていたりしますからね(『バス男』は流石に…)。

まとめ

『哀愁』はロマンチックでありながらも悲しい恋愛映画であり、万人におすすめできる作品です。ぜひ、視聴してみてください。ちなみに私が好きなシーンは、ロイとマイラが踊りながら庭に出ていくシーンです。

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