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第一回・映画の撮影技法

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今回は、私の知っている映画の撮影技法をメモ代わりとしてまとめていきます。

皆さんは映画の登場人物に対して「この人は今、何を考えているのだろう?」と思っとことはないでしょうか?私は登場人物の心情が役者の演技だけでは分からないときに、映像や音楽を頼りにして考えるようにしています(それでも理解できないことはありますが…)。

映画の撮影技法をある程度知っていれば、人物の心情だけではなく、場の状況や物語が今後どう進行していくのかが何となく分かるようになってきます。映画をより深く理解したい方は、知っておいて損はない知識だと思いますので、ぜひ、ご覧になってください。

なお、私は映像の専門学校などには通っておらず、完全に独学で学んだことですので間違っている部分があるかもしれません。鵜呑みにしすぎないよう、ご注意ください。

三分割法

三分割法は写真や絵画などで用いられる手法ですが、映画でも頻繁に使われています。この手法は画面を縦と横に三分割し、線上や交点に被写体を設置することによりバランスが良く、緊張感のある構図にすることが出来ます

下の画像が画面を三分割した図です。

そして、こちらが三分割法を用いて撮られた写真。

人物の左目が、右上の交点付近にあるのが分かると思います。このように配置することにより、被写体の頭上のスペースが適量になり、写真の人物は目線をカメラに合わせていますが、左側に目線を向けている場合には十分なルッキングルーム(目線先の空間)ができます。

ルッキングルームを十分に確保することにより、目線の先に在るものを意識させ、映像の停滞感をなくすことが出来ます。逆に停滞感や不安定さを演出したい場合などは、三分割法に従うことなく撮影されています。

三分割法は人物だけではなく、建築物や植物など様々なものに適用されている手法ですので、被写体の位置を観察すれば場面の意図を読み取ることができるかもしれません。

アングル

アングルとは角度のことであり、被写体を撮る角度によって印象が変わります。一般的にはローアングルが自信や威圧感を与え、ハイアングルが弱さや緊張感のを与える場合に用いられます。しかし、これは前後の展開などで変わり、ローアングルが弱さ、ハイアングルが自信などに逆転することもあります。

ハイアングル

ローアングル

上記の画像は両方共、極端な例ですが、実際に映画で使われるアングルは目線より若干、上か下にずらしている程度の場合も多いので、意識して見ていないと気づかないこともあるかもしれません。アングルも三分割法と同じく、場面を理解する手助けになってくれるので注目してみると面白いです。

まとめ

今回は基本的な構図を紹介しましたが、他にも、パン、クローズアップ、ダッチアングルなど色々な撮影技法がありますので、後々、紹介していきたいと思います。映画は小説などとは違い、基本的には、文字で心理や風景の描写ができません。しかし、創意工夫された演出は映像作品ならではです

物語だけではなく、映像にも注目して映画を楽しんでみてください。

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