マフィア・ギャング映画

『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』の感想と紹介

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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ (字幕版)

監督:ガイ・リッチー
脚本:ガイ・リッチー
出演者:ニック・モラン、ジェイソン・ステイサム、他
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公開:1999年

お気に入り度

ネタバレなし

簡単なあらすじ

ロンドンで暮らすエディベーコンソープトムたち四人組は、ポーカーによる賭博で一攫千金を狙っていた。しかし、イカサマを仕掛けられ50万ポンドの借金を背負わされる。彼らは巨額の借金を返済するために奔走するのだった…。

『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』とは、映画『スナッチ』などで有名なガイ・リッチー監督の長編デビュー作であり、一級品の群集劇を観ることができる映画です。

私は、この映画が大好きです。この記事を書くために改めて見直してみたのですが、やはり素晴らしい映画でした。スピード感がありパズルのように完成されていく物語は、爽快でありスタイリッシュです。

少しでも脚本や演出が違っていれば、全てが台無しになってしまうような繊細な作品。この映画には、ガイ・リッチー監督の卓越した技術が余すところなく使われています。イギリスのベストクライム・ムービーと言われるほどの高評価にも頷けます。

伏線の回収が素晴らしい!

この映画はアイディアあふれる演出の数々やイギリスの粋な街並みなど、魅力の多い作品です。そのなかでも特に魅了されてしまったのは、張りまくった伏線をすべて回収してくれるところ。かなり登場人物が多い作品であるにも関わらず、物語がメチャクチャにならずに、なおかつ個々のグループが関係性を維持したまま進行していきます。

登場人物たちが皆、自分勝手に行動しているのですが、その行動が物語にしっかり関係しているのです。実はこんなことが起きていたから、このシーンに繋がった、というような面白い仕掛けがふんだんに使われています。

たとえば、パブから火だるまの男が出て来るシーン。このシーンだけを見ても何が起きたのかわかりませんが、後々あるギャングのボスがしでかしたことだと判明します。文章で書けば、どうということはありませんが、映像で見ると「あっ、なるほど!」と思わせてくれる演出がガイ・リッチー監督のうまいところです

そして、この映画では何度も同じ場所が使われています。その場所で起きたことや会話が物語が進むと関係してきたり、ブラックな笑いに繋がったりするわけです。この積み上げて収束させる感覚が心地よく、これが『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』の魅力なのだと思います。

スタイリッシュで個性的な登場人物

伏線の回収に魅了されたと書きましたが、ついでにもうひとつの魅力も紹介しておきます。それは、タイトルの通り登場人物たちです。たぶん日本で最も有名なのがジェイソン・ステイサムだと思います。彼がスタイリッシュなのは当然ですが、他のキャストの方々もとにかくカッチョいい。

見てくれの格好良さだけではなく、ユーモアと個性も兼ね備えているので印象に残るキャラクターが多いです。前にも書いたかもしれませんが、キャラクターが良ければ物語がおざなりでも、そこそこ面白い作品ができると思っています。

物語もキャラクターも一級品の本作は最強ですね。

まとめ

『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』は、良質なクライム・ムービーであり、笑いと格好良さを兼ね備えた爽快な映画です。初めて観る方は登場人物の多さに混乱してしまうかもしれませんが、二度観てみれば理解度も深まり楽しめると思います。

文句なしにおすすめの作品です。ちなみに私は、ソファと同化しているグロリアに気付きませんでした。

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