ドラマ・恋愛映画

近年最高の映画『ラ・ラ・ランド』の感想・ネタバレなし

更新日:

Ost: La La Land

監督:デミアン・チャゼル
脚本:デミアン・チャゼル
出演者:ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、J・K・シモンズ、他
配給:ギャガ
日本公開:2017年2月24日

お気に入り度

『ラ・ラ・ランド』概要は以前の記事にまとめてありますので、この映画を知らない方はまずそちらをどうぞ。

この記事を書いているまさに今日、アカデミー賞で6冠を達成した『ラ・ラ・ランド』の感想をまとめていきます。個人的には作品賞も受賞してほしかったのですが、この賞は『ムーンライト』が獲得。『ムーンライト』も観てみたい映画のひとつです。

さて、肝心の『ラ・ラ・ランド』についてですが、感想を一言で言うなら「最高の映画」でした。鑑賞してから2日が経った今でも興奮が収まらず、挿入歌である『Another Day of Sun』が頭の中でループしています。

ミュージカル映画の勉強も兼ねて『巴里のアメリカ人』を鑑賞したのですが、『ラ・ラ・ランド』のためにもっと多くのミュージカル映画を観ておけばよかったと思います。つまり、『ラ・ラ・ランド』おかげでミュージカル映画の魅力に気づいたということです。

この映画を鑑賞する前の私は、ミュージカルに苦手意識を持っていました。何故かと言うと、なんだか歌とダンスを見るためだけに舞台や物語が存在しているような気がして、歌とダンス以外は二の次という印象があったからです。

しかし、『ラ・ラ・ランド』はそんな不満を解消してくれました。ジーン・ケリーのようなキレのあるダンスではありませんが、物語、舞台、演出、キャストそれら全てが一体になって、自然に、そして軽やかに歌とダンスが展開されます。日常の延長であるかのような歌とダンスは色鮮やかで、爽快感と切なさがあり、主人公の二人と同じように夢を見ているような感覚に導いてくれます

キャッチコピーである”夢をみていた”という言葉を見たときは、友人と「映画の最中に寝ちまったんじゃね、ハッハッハ!」などと冗談を言い合っていたのですが、鑑賞し終わったあとに感じたことは、まさに”夢をみていた”でした(もちろん、寝てしまった訳ではありません)。

主演の二人はであるライアン・ゴズリングとエマ・ストーンも最高です。ライアン・ゴズリングは映画『ドライヴ』の頃から好きだったのですが、エマ・ストーンの表情豊かな演技に驚きました。その上、歌もダンスもこなす、映画館を出て女子高生らしき集団が「てゆーか、あの二人多才すぎじゃね?」「わかる」というような会話をしていました。まさにその通り、この二人多才すぎです

そして何と言っても、デミアン・チャゼル監督の映画愛とミュージカル愛に脱帽。考え抜かれた構図と演出と物語、オープニングから、縦横無尽に動き回るカメラワークで捉えた歌とダンスに圧倒され、その後すぐにパーティー会場でのド派手なミュージカル。

最初からこんなに飛ばして大丈夫かと思いましたが、そんな心配は不要でした。最初から最後まで失速しません。特に『巴里のアメリカ人』や『雨に唄えば』を彷彿させるラストが素晴らしく。切なさと多幸感を内包したラストは、間違いなく映画史に残る名シーンです。

他にも、いろいろなシーンが往年のミュージカル映画から引用されていたのだろうなと思うと、やはり自分の勉強不足を感じます。これからもっとミュージカル映画を見てみたいと思うほど『ラ・ラ・ランド』魅了されてしまいました

作中の使用されている楽曲も素晴らしく、本当にけなすところのない映画です。

まとめ

『ラ・ラ・ランド』は、往年のミュージカル映画を敬愛しているデミアン・チャゼル監督が作り出した名作であり、ミュージカル映画を復活させただけでなく現代に適した形で進化しています。この映画を見終わったあとの余韻は半端じゃありません。

この感覚は、去年観た『この世界の片隅に』以来です。ミュージカルが好きな方はもちろん、私のようにミュージカルをあまり知らない方にもおすすめの作品です(つまり、万人におすすめ)。

人気記事

1

開発:カプコン 発売元:カプコン 対応機種:PS4、XBOne(海外のみ)PC(海外のみ) 発売日:2018年1月26日

2

開発:バンジー 発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント、マイクロソフト 対応機種:PS4、XBOne、PC 発売日:2017年9月6日(PC版は2017年10月24日予定)

3

監督:エレム・クリモフ 出演者:アリョーシャ・クラフチェンコ、他 公開:1985年

-ドラマ・恋愛映画

Copyright© 鬼若葉ブログ , 2018 AllRights Reserved.