ファンタジー・SF映画

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の感想と紹介

更新日:

「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」オリジナル・サウンドトラック

監督:デヴィッド・イェーツ
脚本:J・K・ローリング
原作:J・K・ローリング
出演者:エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、他
配給:ワーナー・ブラザース
日本公開:2016年

お気に入り度

少しネタバレあり

簡単なあらすじ

魔法動物学者ニュートは、ある目的のためにニューヨークを訪れる。彼はスーツケースに様々な魔法動物を保護していたが、一部の動物たちが逃げ出してしまう。ニュートは動物たちを見つけることができるのだろうか…。

『ファンタスティック・ビースト』は『ハリーポッター』シリーズの新作であり、外伝的な立ち位置の作品です。ハリーたちが使っていた教科書の著者であるニュートが主人公で、全五部作になる予定だそうです。

私は『ハリーポッター』シリーズの世界観が好きで、物語は二の次でした。ちなみに、映画はすべて視聴したのですが、小説は『炎のゴブレット』の上までしか見ていない中途半端なファンです。

そんな私が『ファンタスティック・ビースト』を視聴した感想は、序盤から中盤にかけて展開の遅さはありますが、魔法の演出が『ハリーポッター』の頃よりも、かなり強化されており、好印象なキャラクターが多かったので、概ね満足できる内容でした

物語について

かなり王道な物語です。私は、「王道な物語を面白くできることが一流の証!」という持論を持っているのですが、『ファンタスティック・ビースト』の物語は面白かったか考えてみると、そうでもなかったと言わざるを得ません。

展開について文句はないのですが、テンポが悪かった印象があります。『ファンタスティック・ビースト』の物語は大きく分けて2つの話が同時進行していました。魔法動物を捕まえるニュートの話と、カルト集団に所属しているクリーデンスの話です。

彼らが接触することは終盤まで無いので、接触するまでの序盤から中盤が退屈です。物語が終盤から一気に動き出した印象が強いため、少々薄っぺらく感じてしまいます。『ハリーポッター』よりもコメディ色が強かったのですが、笑ってしまうほどのシーンはありませんでした。

まあ、私は世界観が好きなので、ニュートの魔法動物や魔法アイテムを見ているだけでも楽しめました。特に、頭がプルプルしたサイみたいな奴がお気に入りです。

三人の男

好印象なキャラクターのなかでも、特に三人の男が好きになりました。

エディ・レッドメインが演じる主人公ニュート:。エディ・レッドメインは『博士と彼女のセオリー』でアカデミー主演男優賞を受賞している名優であり、本作でも、シャイだが度胸と優しさがあるニュートを見事に演じきっています。

ニュートは言うなれば魔法界のムツゴロウ氏です。動物に愛を持って接し、仲間思いの一面も持っています。魔法動物を駆使して、物事を解決する彼の機転の良さには脱帽します(大事なスーツケースを、あっさり無くしてしまいますが…)。

ニュートはホグワーツ魔法魔術学校で魔法を学んでいたのですが、彼の魔法動物が人に危害を加えてしまい、ホグワーツを退学になってしまうという過去を持っています。ダンブルドアは退学に猛反対したそうです。ダンブルドアの人を見抜く力はチートですね。

カルト集団所属のクリーデンス:いじめられっ子感が半端じゃないです。彼をいじめすぎたせいで、終盤とんでもないことになってしまいます。いじめられっ子がキレると一番ヤバい

闇祓いグレイブス:彼を気に入った理由は3つあります。

1:危険なオブスキュリアルを利用してでも人間界に抗いたいという信念。

2:クリーデンスに小パンチを叩き込む。

3:ジョニーデップに大変身。

もしかしたらグレイブスというより、ジョニーデップが好きなだけかもしれませんが、ラストのジョニーデップはヴォルデモート卿よりも強そうです

魔法の著しい進歩

『ファンタスティック・ビースト』は『ハリーポッター』の70年前の物語ですが、魔法の演出が著しく進歩しています。CGの完成度やワープする際の音など、なかなかの迫力です

『ハリーポッター』の魔法使いたちには「銃を乱射したら勝てるんじゃね?」と思ってしまいましたが、『ファンタスティック・ビースト』の魔法使いたちには、銃を使っても勝てる気がしません。本作は物語を楽しむというより、魔法の演出に注目して見てみると楽しめると思います

まとめ

『ファンタスティック・ビースト』は物語に多少の薄さを感じてしまいますが、作り込まれた世界観と魔法の演出は一見の価値ありです。五部作の一作目ということで、これから物語も大きく動き出すかもしれませんし、物語の導入としては十分の出来栄えだと思います。

『ハリーポッター』は学生たちが中心でしたが、『ファンタスティック・ビースト』は大人たちが中心ですので、また違った雰囲気で魔法の世界を楽しむことが出来ます。賛否があると思いますが『ハリーポッター』ファンで、まだ本作を見れていない方は、ご自身で確かめてみてください。

人気記事

1

開発:カプコン 発売元:カプコン 対応機種:PS4、XBOne(海外のみ)PC(海外のみ) 発売日:2018年1月26日

2

開発:バンジー 発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント、マイクロソフト 対応機種:PS4、XBOne、PC 発売日:2017年9月6日(PC版は2017年10月24日予定)

3

監督:エレム・クリモフ 出演者:アリョーシャ・クラフチェンコ、他 公開:1985年

-ファンタジー・SF映画

Copyright© 鬼若葉ブログ , 2018 AllRights Reserved.