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『巴里のアメリカ人』の感想と紹介

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巴里のアメリカ人 日本語吹替版 ジーン・ケリー DDC-030N [DVD]

監督:ヴィンセント・ミネリ
脚本:アラン・ジェイ・ラーナー
出演者:ジーン・ケリー、レスリー・キャロン
配給:メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
公開:1951年

お気に入り度

ネタバレなし

簡単なあらすじ

パリで画家として活動しているアメリカ人のジェリーのもとに、ミロという女性が現れる。彼女は、ジュリーのスポンサーになりたいと言い出す。ミロはジェリーに恋をしているのだった。しかしジェリーは、香水店で働くリズと恋に落ちていく…。

『巴里のアメリカ人』とは、ヴィンセント・ミネリ監督が手掛けたミュージカル映画です。アカデミー賞で8つの部門を受賞しています。

私はミュージカル映画をあまり観ないのですが、2017年2月24日公開予定の『ラ・ラ・ランド』は、50年代のミュージカル映画を復活させているとの評価を目にしたので、予習の意味も込めて『巴里のアメリカ人』を観てみました

まともに観たミュージカル映画は、本作と同じくジーン・ケリー主演の『雨に唄えば』だけですので、いまいちミュージカル映画の”見方”がわかりません(そもそも映画は、ただ楽しめばいいのかもしれませんが…)。

しかし、空間を大胆に使ったダンスや構図、当時では珍しかったカラーを存分に使ったカラフルな映像は、ミュージカル映画をあまり知らない私でも素晴らしいと思いました。お気に入り度が星3つという、私としては少し低い評価ですが、不満点はひとつだけです。

それは、終わり方です。ピアニストのアダムはどうなったとか、ミロはどうなったとか、ジェリーとリズは現実的に考えて今後の生活が厳しいのではないか、と細かいことが気になってしまいました。しかし、ラストの18分に及ぶダンスシーンは「そんな細かいことどうでもいいか」と思わせてくれるほど圧巻でした。

キャスト

この映画の演者は、本当に素晴らしかったです。アダム役のオスカー・レヴァントは、スピーディーなピアノの演奏を見せてくれますし、ミロ役のニナ・フォックは表情の演技、リズ役のレスリー・キャロンはバレエというように皆、長所を存分に発揮しています。

そんな個性ある演者の中でも、特に注目してしまうのはジーン・ケリーです。セットの中であらゆるものを使い、縦横無尽に踊りまくる姿は爽快です。俳優、ダンサー、振り付け師と多彩な才能を持っている彼は、『雨に唄えば』では監督までやっています。

ジーン・ケリーの印象を一言で言うなら「なんでもできる人」です。そんな、なんでもできる人であるジーン・ケリーが唯一、獲得したオスカーが本作の名誉賞だけというのは少し意外ですね。ちなみに私は、彼のタップダンスが大好きです。

まとめ

『巴里のアメリカ人』は少し中途半端な終わり方をしますが、それを吹き飛ばすほどのミュージカルシーンは圧巻であり、ミュージカル映画としては一級品です。用意されたもの全て(キャストやセットなど)がミュージカルをするために存在しているような印象を受けました。

舞台では見ることができない、映画ならではの歌って踊るシーンを観てみたい方におすすめです。『ラ・ラ・ランド』を観る前に、ミュージカル映画の予習をしてみてはいかがでしょうか。

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